あなたの着物はタンスの肥やしになっていませんか?虫干ししないと大変なことになる!

ひと昔前まで子供の小学校入学式は着物でくるお母さまたちがほとんどでしたが、今は着物を着ている人がほとんどみかけません。成人式以来着物を着ていないという人も多いのではないでしょうか?着物は日本の伝統であり、着物に描かれた絵柄は日本ならではの美しさを醸し出しています。しかし現在は着物のレンタル屋も多くあり、わざわざ着物を仕立てようと考える人が少なくなりました。また着るチャンスが少ない分レンタルで済ませようと考える人がほとんどです。

たとえ母親が花嫁道具として着物を持っていても、なかなか着ようと思う気にならないものです。着物を着る大変さ、着物を着ての行動の大変さを考えるとハードルが高いですよね。

着物がタンスの肥やしになっているご家庭も多いのではないでしょうか?着物を買った時の和紙に包み、桐タンスに収納しておけばきれいなままの状態で着物を保管できると思っていたら大変なことになってしまうのです。着物は定期的に虫干ししなければいけません。虫干しは桐ダンスから着物を取り出し、陰干しをして着物についた虫を取り除く作業です。年に2,3回ほど虫干しを行う必要があります。タンスに入った着物全部に対して行わないといけないため、着物を大量に持っている方は結構大変な作業になります。着物は型崩れしにくいので、部屋にロープかけて一気に陰干ししてしまいましょう。湿気の少ない晴れた日に3時間ほど陰干しするだけでOKです。もし虫食いやシミを発見したらクリーニングに出したり、繕ったりしてください。また桐タンスもしっかり掃除を行い、防虫剤を変えておけば1年間は安心です。

着物はとても高価なものでもあり、祖母から引き継ぎ3代目引き継げるものもあります。着物のいいところは洋服のようにサイズが変わってもそのまま着ることが可能なところにあります。また長さも帯で調整できまうので、今日はちょっと母の着物を借りてというように楽しむことができます。

しかし高級な着物はその分お手入れも大変です。高級な着物であれば洗い張りと言って、着物を一度すべてほどいて洗い、また一から仕立て直すという方法を行う場合もあります。

着物はあまり着る機会に恵まれない分タンスの奥にしまったままという人も多いですよね。虫干しも年3回程度することが理想ですが、あまり着ることがない分、年3回の虫干しは大変ですよね。その際は年に1回でもいいので行うようにしましょう。着物はお手入れがとても大変です。

いくら良い着物をもっていても着る機会がなく、お手入ればかりしている人は着物を手放す勇気を持つことも大切です。

 

あなたの着物は大丈夫?すぐ傷んでしまう着物の保管方法とは・・・

ひと昔前まで、結婚の花嫁道具として用意されていた着物ですが、現在は着物を用意する人も一握りではないでしょうか?一式着物を用意してお嫁に行くといった風習も少なくなってきました。

しかし自分の母親世代の60代になると一通り用意してお嫁に行くのが支流でした。タンスの中には着物がいっぱいという家庭も多いのではないでしょか?今はもっぱら着る機会がなくなった着物ですが、着物は保管方法がとても大変なのです。現在の着物のほとんどが正絹で作られており絹100%です。着物が普段着だった頃は木綿の着物が多く作られ、木綿であれば洗濯もできますし、多少湿気の多いところに保管していても着物が傷むといった心配はさほどありませんでした。しかし今主流の絹はそうはいきません。絹は動物性の天然繊維であり、湿気の多いところで保管しているとたんぱく質を栄養源としてカビが繁殖してしまいます。さらに模様として金糸や銀糸が縫い込まれているものは金属が湿気によって変色してしまうこともあります。

またこれ以外にも虫も例外ではありません。服を保管していると虫に食われてしまうことがありますよね。着物に使われている絹糸は虫にとっては大好物なんです。絹には虫が大好きなたんぱく質が含まれているため、他の衣料よりも保管が大変なのです。とはいっても保管方法に気を遣わないといけないのは高価な正絹の着物や、金糸や銀糸を使ったものです。浴衣や木綿で作られた着物は普通の洋服同様の保管方法で問題ないので安心してくださいね。

購入したばかりの着物はたとう紙という和紙で包まれています。和紙は吸湿性に優れており、これに包んでおくと安心です。保管の際に着物の柄が見えなかったり、包むのが面倒だと感じるかもしれませんが捨ててしまわないようにしましょう。

そして着物は桐タンスに保管するようにしましょう。桐は板になっても呼吸しているんです。湿気を嫌う着物にとっては一番良い保管場所なんです。今は桐タンスがお家にある家庭も少ないとは思いますが、プラスチック製の衣装ケースは湿気を逃さないので着物の保管には不向きです。保管場所くらいと思われがちですが、着物はとても繊細で、着る機会にあまり恵まれない分、着物にとって良くない方法で保管しているとアッという間に傷んでしまいます。着物は決して安いものではありません。着るチャンスがないまま傷んでしまったら勿体ないですよね。しっかり着物の保管知識を身につけておきましょう。